2013年 06月 02日
フランケン地方滞在最後の朝も、起きるとすぐカーテンを開け、外の様子をうかがいます。 雨はあがっています。テレビの天気予報を見ても、今日一日雨を心配しなくてもよさそう。一安心です。 ブドウ畑のハイキング、楽しめそうです。 この出張、肝心なときは天気に恵まれました。 ルドルフ・マイ醸造所まで歩かなければならなかった28日も一滴も降りませんでしたし…天に感謝したい気持ちになります。 * 身支度をして、朝食ルームへ。 ![]() 私、初めて泊まる宿の朝食は楽しみでならないのですが、「ロートヴァインホテル」のバイキングの「量」「種類」とも満足いくものでした。 ![]() 赤で「私どもの朝食バイキングでは以下のオーガニック食品(BIO-Produkte)を提供しております:」と書かれた下に、白で挙げられている品目は「かたまり状のチーズ」「すべてのコーンフレーク類」「添加物なしのヨーグルト・はちみつ・ミルク・りんごジュース」。 さらに「自家製マーマレード」「自家農場をもつお肉屋さんのソーセージ」がプラス(+)として付け加えられています。 ![]() ただただ、感服しました。 ここまで徹底してはじめて「オーガニックホテル」といえるのだと思いました。 ![]() ![]() ![]() * 朝食後の散歩を終え部屋に戻り、今日の予定を確認します。 ![]() 5月1日におこなわれる「シュヴァンダァターク(Schwandertag)」に参加するためです。 「Schwandertag」とは造語です。 「シュヴァンベルク(Schwanberg)」周辺を「ハイキング(Wanderung)」する「日(Tag)」を一緒くたにしてして出来上がった名称で、イプホーフェン、レーデルゼー、グロースラングハイム、そしてヴィーゼンブロンの醸造家組合(Weinbauverein)が企画するハイキング大会といった催しです。 シュヴァンベルク(474m)の麓にひろがるブドウ畑の中を歩くわけですが、全区間を歩かなければならないといったシバリもなく、タイムを競うわけでもありません。 4ヶ所に設けられている休憩ポイントで軽い食事やワインを楽しみ、自由気ままに歩きたいところを歩くという、まことに気楽な企画。 ガイドによる案内もあり、希望者は集合時間までに上記ポイントに来れば、無料で参加できます。 終了後はイップホーフェンへのシャトルバスも用意されていて、至れり尽くせりです。 パンフレット(pdfファイル)はこちらです。 チェックアウトの際に、女主人ケルスティンさんにどのルートが平坦か訊いてみたところ、レーデルゼーからイプホーフェンまではアップダウンも少なく問題ない、との回答をいただきました。 全区間を歩くのはさすがにキツイと思ってのことですが、結果的にこれは正解でした。 * 休憩ポイントのひとつに屋台を出すから今日は大忙しだわというケルスティンさんに、成功を祈っていますと声をかけ、ホテルをあとにします。 ![]() 必ず、また来ます。 バス停へ向かいます。 先ほどの散歩の際、11時2分にレーデルゼー(Rödelsee)を通ってイプホーフェン(Iphofen)まで行くバスが出ることは確認していました。 ![]() やがて到着したバスは、イベント開催日運行ということで、無料でした。 レーデルゼーの「教会」バス停までわずか5分、あっという間です。 ![]() 休憩ポイントの「キューヒェンマイスターヒュッテ(Küchenmeisterhütte)」まで1,6km。 どんなところなのか、楽しみです。 ![]() 標高は低いとはいえ、それなりに立派な構えです。 ![]() クルマや集まっている人の姿が肉眼でもとらえられるようになりました。 ヴィーゼンブロンを出てそれほど経っていませんが、キューヒェンマイスター畑の休憩ポイントで一休みすることにしました。 (5月1日、続く)
by marienberg
| 2013-06-02 14:56
| ドイツ出張記
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